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日々の生活 そしてたまに仕事の話。
わかやまかるた・なぐさとべ - nagusatobe

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

2016年12月25日から「わかやまかるた・なぐさとべ」の頒布を開始しました。

正式な制作・発表からなんとか年内の頒布にこぎつけることができました。このかるたの制作に協力くださった皆様におかれましては、本当にありがとうございます。頒布価格は1,000円(税別)です。収益となる部分の全額を地域子育て支援に充てさせていただきます。

 

 

ところで、このかるたの名前ですが、古代和歌山を治める女王・名草砥部(なぐさとべ)から借用しました。というのは、たまたま正月に見たニュース番組で百人一首大会が行われていたのですが、そこにかるたクイーンの女性が映っていて、「和歌山のクイーンというと誰だろう?」ということから、この名前に決まったわけです。

このかるたの制作には紆余曲折があります。もともとはタロットカードをイメージして作ろうとしていたのですが、このプロジェクトのために組み合わされたメンバーを見て、やはり「乙女路線で行くことを決めたり、とにかく、迷いながらの制作ですが、いいものができたという自信はあります。

 

なお、以下の「町の書店」において頒布中です。

宮脇書店和歌山店(広瀬)

・松木書店(和歌浦)

・その他、玉津島神社 にも、おいています。

 

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廿一世紀和歌山市鳥瞰図 - presentation ceremony

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

2016年3月26日、和歌山市民会館において「廿一世紀和歌山市鳥瞰図」の贈呈式が行われました。

この鳥瞰図は、銀聲舎が「和歌山市民のための和歌山文化遺産かるた - nagusa tobe(ナグサトベ)」とともに制作したものです。鳥瞰図の作者であるYasuko Moriuma氏は、和歌山市民会館館長より感謝状の贈呈を受け、式終了後、プレスや来場者に対して作品解説を行いました。

 

鳥瞰図は和歌山市民会館に展示されています(データの一般配布も行っており、ポスター利用・商業利用も可能です)が、よく見ていると白浜のアドベンチュア・ワールドにはかわいいパンダが、和歌山城にはツキノワグマのベニーちゃんがいます。きのくに線を走るのはオーシャンアロー。とにかく、21世紀初頭の和歌山の雰囲気がよくわかる、賑やかな鳥瞰図です。

このあと、和歌浦の「あきら」にて小さな昼食会を行いました。


これで銀聲舎の大きな活動も一段落です。ぼくは、やりたい活動はだいたいやれたことと、次の世代の邪魔をしたくないこともあって、ソーシャルの世界から引退すると決めています。

あとわずかで新しい年度がはじまります。

 

何もかもが変わる新年度。楽しみなような、怖いような新年度。嗚呼、新年度。

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貝塚まちなかアートミュージアムの監修と感想 - supervision

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。
 

このたび、2013年度・2014年度において貝塚市立山手地区公民館及び貝塚まちなかアートミュージアム実行委員会が主催する 貝塚まちなかアートミュージアム2014 を監修しました。

この催しは、2014年11月21日から11月30日にかけて大阪府貝塚市で開催された現代アートをテーマにしたイベントです。

会場は奈良時代に創建された水間寺を中心に9ヶ所で行われ、全国各地から総勢20名のアーティストが参加しました。その図録が先日完成しましたが、とても美しく思い出深い出来ばえでした。



貝塚まちなかアートミュージアム2014には、他のアートイベントにない大きな特徴があります。

それは、この事業は公民館による社会教育事業として企画されたことです。公民館は、文部科学省の補助を活用しながら、「現代美術」「デザイン」「アートを活用した地域活性化」といったテーマの講座を市民に提供したわけですが、実行委員会は、この講座の受講者によって組織され、催しが実施されました。

 

ぼくの仕事は、その趣旨に沿うように催しをカスタマイズし、最終目標を設定すること、そして、市民で構成される実行委員会が2016年に再び開催したいと思わせるようにすることです(社会教育の目的ですので)。
実行委員会は、催しの運営はもちろん、募金活動からロゴマークのデザインに至るまで、さまざまな作業に携わりました。とても苦労したと思いますが、ひとりひとりが自らの住む場所を少しでもよくするためにアートによってできることを考え、行動するきっかけになったようです。


次回の催しは2016年秋に開催されます。継続はとてもむずかしいですが、地域とアートの力によって貝塚市の美しい風土がどのようにプロデュースされていくのか、今から心待ちにしています。

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「ミシオン・セラミカ」をプロデュース - produce "Mision Ceramica”

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

2015年のぼくは、スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」と、和歌山市民のための和歌山文化遺産かるたの制作プロジェクトを並行して企画しておりました。

2015年は和歌山で国民体育大会が開催されたことと、ぼくも40歳になったことから、ぼくが手がける企画イベントとしては「最後」ということもあり、普段あまり地元で仕事をしないぼくも、和歌山で企画を実施するはこびとなったのですが、とにかく、なかなかの難産でした。

 

ぼくの仕事は、どちらかというとプロジェクトをペーパーに落としこむことが中心で、実際に陣頭指揮に立って企画を実施することはあまりありません。いわば、机上の企画に過ぎないのですが、机上の企画が空論にならないようにするためにさまざまな「技」を駆使していくこととなります。

机上の企画を行ううえでとても重要なことがあって、それは、予算や人員、タイムスケジュールといった規模を比較的正確にイメージしたうえで、その範囲内で最大の効果が得られるようなかたちを目指していくことですが、この作業は意外と難しく、半分以上は経験に基づく「勘」で進めていきます。

また、机上の企画がとてつもなく膨らんでいくこともしょっちゅうです。

膨らんでしまった企画をなんとか消化するために、少ない予算や人員の割き方でヒーヒー言ってしまうわけで、一回こっきりの企画であれば勢いでなんとかこなしてしまっても、それが持続可能かと問われると答えに難しいところがあります。

 


「ミシオン・セラミカ」の場合、「現代陶芸」という比較的難しいテーマのイベントで、切り口に迷ったのですが、和歌山信愛女子短期大学の井澤正憲氏の企画を中心に、相互の手持ち企画や県内外で行われている企画をプロジェクトのなかにうまく載せこんでいくこととなりました。
予算や人員の上限、そして作家の来日スケジュールが事前に決まっていたので、その範囲でどこまでやるかがポイントでしたが(決算その他は2016年10月の銀聲舎の年次資料で報告)、予算については和歌山県からバックアップを受けることができたこと、企画についても県内外の多くの企画と相互協力ができたことはぼくにとってラッキーでした。

7月中旬から9月下旬までの催しでしたが、11月下旬にはカタログも無事完成のはこびとなり、また、少なからぬ課題もあったりしましたが、作業工程はほぼ順調で、規模も妥当なサイズの企画だったと思います。

 

ところで、この企画に限らず、すべての企画は多くの方々の有形無形のご尽力によって初めて成り立つもので、一人や二人の力量だけでなんとかなるというものでは決してありません。その一方で、予算や人員、タイムスケジュールといった規模を比較的正確にイメージしたうえで、その範囲内で最大の効果が得られるようなかたちを目指していくプロデューサーの存在はとても重要でもあると思います。

 

<企画の概要>

テーマ スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」
概 要 和歌山県紀美野町の八幡工房では、2008年より現代陶芸を通じた日本とスペインの交流に継続的に取り組んでいます。 展示プロジェクトは2008年には日本国(和歌山県)において、2010年にはスペイン国・日本国(東京都)において「レラシオン・セラミカ」という芸術祭を開催し、交流プロジェクトは和歌山県紀美野町及びスペイン国とのあいだで継続的に行っています。
弊団体は2008年にレラシオン・セラミカのシンポジウムをコーディネートして以来、スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭をいつか開催することを約束しました。2015年に開催する「紀の国わかやま国体」と同時期に「日本・スペインとの交流」をテーマにした交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」を開催することとなりました。この催しは、単なるアートイベントではなく、既存のいわゆる「○○焼」というカテゴリにあてはまらない「現代陶芸」を発信することで、和歌山を新たなジャンルの陶芸のメッカとしてアピールさせ、地域文化の「厚み」形成をはかりたいと思います。
会 場 紀美野町「八幡工房」、和歌山市「和歌山県民文化会館」「石窯ポポロ」「あしべ屋」、堺市「利晶の杜」「ギャラリーいろはに」 他

会 期 2015年(平成27年)7月から9月30日まで

作 品 カタログ(catalogo de mision ceramica)をご覧ください。
 

 

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シンポジウム・地域文化立國宣言 - symposium
銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。
 
スペイン現代陶芸と日本の交流芸術祭「ミシオン・セラミカ」の関連事業として、2015年9月12日に「地域文化立國宣言」というシンポジウムを開催しました。

今回のシンポジウムの狙いは、2010年の瀬戸内国際芸術祭の開催を機に、各地ではアートイベントがさかんに行われているのですが、この活動は、市民ひとりひとりの手による活動無しで考えることはできないという事実に改めて着目することにあります。
銀聲舎は、2004年の団体結成以来、文化財建造物を活用した芸術支援活動を継続的に続けています。
その蓄積は、滋賀県で開催される国際芸術祭・BIWAKOビエンナーレをはじめ、西宮船坂ビエンナーレやルートダルジャン芸術祭など、多くの芸術祭の開催において活用されています。
今回のシンポジウム「地域文化立國宣言」では、銀聲舎とかかわりながら地域で芸術支援活動に従事する和歌山地域・大阪地域における4つのプロジェクトを紹介しながら、「2015年における芸術支援活動のいま」を解析し、これからの地域文化について考える機会を設けてみました。

今回のシンポジウムで取り上げた団体・個人は、「ワカヤマサローネ」「貝塚まちなかアートミュージアム」「堺アルテポルト黄金芸術祭」及び和歌山市在住の洋画家・土井久幸氏です。
「ワカヤマサローネ」は、和歌山県紀北地区における本格的な国際芸術祭として、2015年9月13日より10月12日にかけて開催しました。
実行委員長の小川貴央氏は、2013年に構想を練り、2014年に滋賀県近江八幡市で開催する国際芸術祭「BIWAKOビエンナーレ」の事務局長として実務経験を積み、そして2015年に第1回目の芸術祭開催にこぎつけました。
「貝塚まちなかアートミュージアム」は、もともと貝塚市の社会教育事業として開催されました。2012年の第1回開催は貝塚市山手地区公民館主導の社会教育事業としてはじまりましたが、2014年の第2回開催では公民館・市民の実行委員会形式として開催されました。2016年には公民館の手を離れ、市民の主催事業として開催します。概要についてはwikipediaにも掲載されていますので、そちらもあわせてご覧ください。
「堺アルテポルト黄金芸術祭」は、大阪府堺市で2016年に開催する芸術祭です。あと、土井氏の紹介は別の機会に行いたいと思います。
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京大・花山天文台ギャラリーウイーク - gallery week in KWASAN

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

京都大学花山天文台のギャラリーウイークへ。

今回はこの催しの作品審査にかかわりました。エスプリに富んだ作品もさることながら、天文台の建物もまたすばらしかったです。

ひとことで言えば、まるでジブリの世界です。

そして、博士課程後期に在籍されていたKさんの説明と、天文うんちくもとても面白かったです。さすが京大!

 

ところで、花山天文台の「花山」は、アルファベットで「KWASAN」と書きます。

てっきり関西学院大学(KWANSEI)のような感じ(関の中国語読みは「GUAN」ですが、花は「HUA」となります)なのかなと思っていたのですが、ロシアに「KASAN」という天文台があるらしく、そちらと区別するために「W」の文字を入れたとのことです。なるほど。

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dusk / Kisssh-Kissssssh映画祭がキュレーションした和歌山

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

先日、和歌山市のとあるフリースペースで行われたトークイベント dusk / Kisssh-Kissssssh映画祭がキュレーションした和歌山 にて喋ってきました。
この催しの舞台である和歌山市は、夕暮れのうつくしいまちです。「夕暮れの浜辺で映画を観る」というコンセプトで行われた映画祭について、企画者の一人である和歌山大学観光学部の学生からさまざまな角度からお話を伺うことができました。

 

ちなみに「dusk」を画像検索してみると、とても美しい画面が出てきますが、加太に行くと、これよりずっと美しい夕陽を観ることができます。

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和歌山市民のための和歌山観光ガイドブック - fallin'land





銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

このたび、和歌山市民のための和歌山観光ガイドブック というフリーペーパーを発行しました。一読したときは写真の華麗さに、再読したときは文章の激しさにそれぞれびっくりするように、ちょっとがんばってつくってみました。
 

<コンテンツ>

第1部 fallin'land(和歌山市を取り上げた15本のエッセイ)
第2部 文化を、取り戻せ(インタビュー)
第3部 東洋のラテン - あこがれの和歌山生活(外国人による和歌山市に関する随筆)
第4部 虎城観光手冊(ガイドブック)
(A5版・全64ページ)

 

<第1部の詳しい内容>

和歌山市を取り上げた15本のエッセイで構成されています。水族館遺跡の上に建てられた薔薇の花に包まれた温泉にはじまり、松本清張の小説「Dの複合」の舞台、内祝いの返しを朱文字で書く風習、鯛食の文化、猫だらけの史跡、イームズだらけのシティホールなど、あまり知られていない話題を多く取り上げてみました。
個人的には、まちなかのカフェや飲食店を取り上げるという、フリーペーパー専門誌がやるようなことはしたくなかったので、商店についてはぼやかして書いており、和歌山市にある程度詳しいひとでないとわからないようなつくりになっています(本のタイトルに「和歌山市民のための〜」とあるのはそのためです)。
取り上げたいところは他にもたくさんあったのですが、いわゆる個人宅はプライバシーの問題があるためボツ、珍スポットは今回出すフリーペーパーのカラーに合わないためボツ、珍住宅街は住んでいるひとに悪いためボツ、中心市街地は文化遺産ではないのでボツ

−−ボツだらけとなってしまいました。

また、取材が間に合わなかったところもあり、涙を飲んで不掲載となってしまったものもありました。
20年前であれば「丸正」百貨店のことを取り上げていたであろうし、40年前であれば「市電」特集になっていたと思います。ただ、今回はノスタルジーを感じさせる内容ではなく、「2010年代の和歌山」を重視しました。

 

<第3部の詳しい内容>

2008年ごろに行った外国人に対する和歌山市の意識アンケートをもとに、外国人の観点をもとにした和歌山生活エッセイを組み立ててみました。エッセイのテーマは「和歌山をつらぬくキーワード」「寺院礼讃」「風呂に入る」「ゆたかな娯楽」「八月のダンス」「日用の美」「炊飯器と紀州の食」「抹茶とコーヒー」「日本に住むハードル」「和歌浦の記憶」「新和歌浦の記憶」「あこがれの和歌山生活」で、それぞれ強烈なことが書かれています。

 

※「八月のダンス」より…日本では夏になると多くの地域で市民ダンスが披露される。和歌山も例外ではなく、8月上旬に和歌山市で行われる「ブンダラ」と「ヨサコイ」とよばれる市民ダンスはとりわけ熱狂的なファンが多い。一方は長調の明るい音曲のなか気だるくアンニュイな雰囲気を漂わせながら優美に踊るダンスで、もう一方はけたたましい音量で街道を練り歩くエネルギッシュなダンスである。これらの市民ダンスは20世紀に入ってから考案された。振り付けも素朴で−−(以下略)

 

<第4部の詳しい内容>
独断による和歌山観光ガイドブックを作成しました。タイトルの「虎城」は、伏虎城(和歌山城)のことで、明治から大正にかけて刊行されていた「虎城時報」という新聞から拝借しました。和歌山のグルメを調べるときは「食べログ」よりも使えるものがあるとか(「グルメログ(現在は閉鎖)」と「二朗のB級グルメ日記」)、さまざまな小ネタまで満載しています。

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回游城市 - swinging journey

 

 

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。


2013年10月12日より20日まで、奈良県大和郡山市で開催した「奈良・町家の芸術祭 HANARART」でキュレーターのひとりとして展示を行いました。

この建物は、大和郡山の遊郭建築・旧川本邸です。

個人的に、遊郭建築と小学校の活用は鬼門なのですが(さまざまな記憶が詰まっているので、部外者であるぼくが手をつけていくのはとても抵抗がある)、今回は銀聲舎とBIWAKOビエンナーレのコラボによる建造物再生のひとつのありかたを提示したものであります。
写真は、今回の会場(大和郡山市・旧川本邸)と、カタログの表紙(西山武志さんの「ADEYAKA」の一部分)。この表紙は紀三井寺で撮影したものです。

<展示データ>
テーマ 回游城市 - swinging journey
概 要 芸術表現のひとつに「見立て」という概念があります。今回は、私たち一人一人を優雅に泳ぐ金魚に、大和郡山のまちを大きなアクアリウムにそれぞれ見立て、文化財建造物の保存・活用を目指し活動する皆さんへの敬意をこめた展示を企画しました。素敵なまちなみをのびやかに泳ぎ、美しい作品のそばにたたずむ金魚たち。奈良の秋をこうごうしく輝かせるのは、地域でもあり、アートでもあり、そして感受性を持つ私たちでもあるのです。
会 場 大和郡山・旧川本邸/源九郎稲荷神社
キュレーター サラスヴァティ・3名
作 家 旧川本邸7グループ・9名/源九郎稲荷神社・1名

<図録・回游城市 - swinging journeyについて>
大和郡山市で開催した「奈良・町家の芸術祭 HANARART」でサラスヴァティのキュレーションによる図録「回游城市 - swinging journey」を刊行しました。2013年12月24日発行・銀聲舎出版会・定価は500円(+税)です。全20ページ・フルカラー。ただし今回は冊数限定です。

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典雅王 - Mehmed I

銀聲舎(Ginseisha,Japan)からのお知らせです。

 

和歌山市・Onomachi αで行われている「五観の美」(福森雅武氏・白洲千代子氏(白洲正子・次郎の孫)の展示)にあわせ、日本テレマン協会の音楽絵巻「典雅王−チェレビー」を開催しました。

音楽絵巻は日本の伝統芸能である講談と西洋音楽をコラボレートさせたもので、講談は旭道南左衛門さん、リュートは高本一郎さん。

 

今回の音楽絵巻は「絆」をテーマにしております。
はげしい豪雨が拍手の代わりとなって催しの幕を開けたのですが、今回の講談は、15世紀初頭のオスマン帝国トルコ朝の空位時代を舞台に、典雅王・チェレビー(メフメト一世)が、帝国を分割して統治していた兄弟を次々ほろぼしていくという壮絶な内容。講談はうつくしいリュートの調べとともに進み、非業の死を遂げる兄弟に対し典雅王・チェレビーが冥福を祈るくだりで終了。そして万雷の拍手。

 

今回の催しは自分からは宣伝じみたことは何も言わず、時代背景や家系図、あらすじが書かれたチラシを配るなどの「親切な配慮」は一切なし。まさに、これまでつちかってきた「五感」だけで勝負いただくという、とてもとてもハードなものでした。

Youtubeによる動画はこちらをご覧ください。

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